NPOインターンシップ研究会

昨日は雪の中第3回の研究会に参加。。。
修論テーマでもあったので、第1回から誘われていたらしいのだけど、
連絡が届いていなくてようやく参加できた。

ベースはSSCSインターンシップ奨励プログラムで、若者が市民活動の現場で長期インターンシップをすることの効果なり意義なりを研究し、効果的なプログラムの開発をしていくのがざっくりとした趣旨。

これまでの流れとしては、第1回:インターンとは何かについての共有、第2回:SSCSインターン修了報告書からの分析をやってきた。

それを踏まえて、3月13日(日)にキックオフシンポ(インターン経験者と受入れ団体のパネルディスカッション等)を行い、新年度より本格的な調査活動に入っていく計画なので、今回はそのシンポジウムの打ち合わせ。

観点は、インターン生側と受け入れ側からの観点からの長期インターンのメリット・デメリット。
市民社会という共通のテーマはあるものの、双方の目的には若干の隔たりがあり、若者は何かの見返り(金銭的な意味ではなく、成長としての意味)を持期待しており、受入れ団体もただ教育するってだけではなく、一職員としての役割も期待している。

個人的にも、インターンは特別扱いではなく、あくまでも職員の一員として日常業務の中で、流れを感じることが大事だと思う。特に9か月ないし1年間の長期インターンなので、常にイベントをやるってよりは、仕事の繁忙期と閑散期ってのも感じたほうがよい。それに、団体の通常業務に支障をきたしてもだめだし。

といっても、自分も社会人を経験してようやく分かってきたことでもあり、学生時代(インターン現役時代)はとにかく何かをやらせてほしかったし、修了アンケートでも、事務的なことばかりでつまらなかったという意見が結構出ている。

なので、双方の期待値の微調整がモチベーションを続けさせるためのキーポイントであって、事務局が調整すべき課題だろう。
ただ、この部分を整理することは、企業の新入社員研修などにも応用できるので、社会人になった視点で分析に協力できればと思う。


あとは、前々から感じてはいたけど、外へ出て改めてNPOやらボランティアを毛嫌いする方々が多くいることを知った。まぁ何を考えるかは自由だし、確かにうさんくさい・偽善っぽいって印象は多かれ少なかれあるので、仕方ない。。。
ムキになっちゃいけないけど、飲み会にいけない理由を聞かれて「ボランティアやりにいく!!」とかいうのが恥ずかしい世の中になってはいけないなぁとは思う。。。


さて、今年は本気で色んな事に顔を出すつもり!!
がんばろうとするか。