THE21「売れ続ける営業術」

THE 21 (ざ・にじゅういち) 2011年 07月号 [雑誌]

THE 21 (ざ・にじゅういち) 2011年 07月号 [雑誌]

を買ってみた。
タイトルは売れ続ける「営業術」。


今の立場(営業研修のリーダー)は、色々な営業術を実験できるところがよくて、
ソルジャーとして動いていると、自分の成績に縛られてあまり冒険ができないのですよ。
余裕のない営業マンである自分は、一度型を作ったらなかなか柔軟に動けなかった。
永遠の悩みなのですよねー


で、THE21は、日経ビジネスアソシエと同様、若手社会人向けの雑誌で、
新刊が出たら必ずチェックする雑誌。
今回は、今の業務にリンクするので迷わず購読!!


各分野の一流の社会人が、売れ続ける営業の秘訣を問うていただいており、
結論は、「お客様の声に耳を傾けつつ綿密な計画で誘導させる」ということ。


このことは当たり前のようで実に難しい。。。

というのも、お客様目線を謳っていながら、結局自分目線になっていることが多く、
ただ安くなるような方でも、誘導に失敗してしまうパターンはよくある。。。

自分も先輩によく言われたし、新入社員に指導するうえで口酸っぱく言ってるのが、
売り急ぐな!!ということ。
言葉の選び方一つで、うまくいくはずのプランも一気に失敗するのだ。


たとえば、お得お得を連呼するのは反応よさそうだが、
このご時世多くの方は、その裏には何があるのではないのかと疑ってしまう。

その根拠や、誠意・熱意、将来性というものを盛り込んでこそのお得なのだろう。。。


(株)ベレフェクト代表取締役の太田彩子さんのページ(p38)
「伴走型」のコミュニケーションを心がける
にそのポイントが凝縮されており、プレゼンには3つのSが重要と仰っている。
3つのSというのは、①専門性、②信憑性、③誠意とのこと。

で、切り返しも「YES but」ではなく、「Yes and how about」という姿勢で、
「そうですね、ちなみにこういう案はいかがでしょう」という感じで、
あくまでも一緒になって解決を目指すパートナー型の営業術を紹介している。


YES butでもすごいと思ったのに、、、さらに納得。。。
早速試してみたい。


その他にも、場面ごとのテクニックが掲載されており、
営業マンにとって価値のある一冊だった。